無理なダイエットをすると（その2）
無理なダイエットの弊害として、忘れてはならないのが、摂食障害です。
摂食障害とは、精神疾患の一種、つまりは心の病で、簡単に言うと拒食症及び過食症のことです。ただ、症状は様々であり、正確にはこれら2種類に簡単に分けられるものではありません。例えば、一般的には同じ拒食症と呼ばれる症状であっても、絶対に食べるところを人に見られたくないという人と、逆に人前では普通に食べて健康を装い、直後に食べたものをトイレなどで全て吐きだす、という人がいたりします。
これら摂食障害は、家庭問題などの何らかのトラウマが原因の場合もありますが、無理なダイエット、ひいては、無理なダイエットをしてしまうほどの体重や体型に対する執拗なこだわりというものが原因にある場合が少なくないのです。それ故、ダイエット習慣のある社会に多くみられる病気だと言われています。
重ねて言いますが、ダイエットをするなら、絶対に健康的なものでなくてはならないのです。
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