おにぎりダイエットとは
おにぎりダイエットというものが話題になりました。
こういった様々なダイエット方法の類いは、同じ名前でも違った方法が謳われていたり、その効果に諸説あったりしますので、我々としては少なくとも、数ある情報に惑わされないことが重要でしょう。根拠のない情報が混じっていたり、どれが正しくてどれが誤っているといったことも不明だったりすることが多いので、あまり細かい部分にこだわらず、結果にも一喜一憂しないといったことが大切かもしれません。
とはいえ、そういったダイエット方法をみな否定するものではありません。科学的根拠に基づき、きちんと行えば相応の効果が出るものももちろんありますので、自分が良いと思ったら試しつつ、納得のいくまでしっかりとそれを貫くこと、要するにブレることのないよう自分自身を見失わないことを念頭に置いておくべきです。
さて少し話が逸れましたが、冒頭のおにぎりダイエット、これは、体内環境を変え、体質改善を促す目的で行うというのが大筋の見解のようです。期間はおよそ3週間、長期間に渡って行うようなものではありません。
簡単に言えば、おにぎりをメインとした食事をすることで、過剰摂取すると確実に太ると言われている炭水化物を、麺やパンなどからでなく、ご飯のみから摂取するという方法です。
食べるおにぎりの量ですが、朝食に1つ、昼食に3つ、夕食に2つといった明確な指定がある説や、米2合分を1日4回程度に分けて食べるといった説などがあります。いずれにせよ食べ過ぎず、具はおかかや梅干しなどの低カロリーのもの、おかずは食べても構わないのですが、野菜のみで肉や魚はNG、といった条件があるようです。
これを続けることで、3週間程度で体内環境が生まれ変わり、腸相や排便が良くなるなどの体質改善が図られるという訳です。繰り返しになりますが、肉や魚を摂らないなど、栄養やエネルギーが不足しがちな方法ですから、長期間に渡って行うような方法ではありません。期間中の過度な運動もなるべく避けたほうがいいと思われます。
ということは、逆に言えば、胸を張って健康的なダイエット方法です！とは言い難い面はあるかもしれません。怖いのは、リバウンドです。3週間で体質改善を図るということは、3週間で元に戻ってしまう可能性もあるということです。「最悪のダイエット」のページでも触れた通り、やはり、健康的にやせることに勝るものはなく、それがひいてはリバウンドを防ぐ方法でもあるのです。
おにぎりダイエットにせよ、その他のダイエット方法にせよ、絶対に無理は禁物です。ダイエットはとにかく、その趣旨をよく理解し、エッセンスを把握することで、健康的に行うことが重要だと考えています。
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